チャイナエアライン広島就航20周年キャンペーン

Fall in Love in Hiroshima 恋する広島」

着想・コンセプト
1959年のフランス映画「二十四時間の情事」は、台湾では「広島の恋」というタイトルで知られている。また、広島城は「鯉城」とも呼ばれ、「鯉」と「恋」は同じ発音であることに注目、デスティネーションとしての広島をアピールするキャンペーンにおいて「恋する広島」をコンセプトに設定した。

ランディングページ「520(ウォーアイニー)広島恋愛路線」運営

プロモーションの中核となるランディングページ(LP)では、チャイナエアライン広島路線20周年を記念した特別価格の航空券情報や空港からのアクセス、カップルにおススメのモデルコース恋人と食べたい広島のグルメといった情報を掲載して広島旅行の魅力をアピール。タイトルにある「520」は、週5往復の広島路線が就航20周年という意味以外に、中国語で「520」と発音が似ている「ウォーアイニー(愛してる)」という意味も込められている。

実際のLPはこちらから>>>https://pse.is/6arwjn

SNSインタラクション促進「恋するInstagramストーリーズ」イベント

「恋愛」をテーマにしたオリジナルショート動画、「ただ告白したい」篇、「熱愛が止まらない」篇、「永遠を約束」篇、「恋が再燃」篇を制作。上記のランディングページやSNS上で紹介したほか、この4本の動画をInstagramストーリーズでシェアし、恋人やパートナーをタグ付けすれば、抽選で台北ー広島往復航空券が当たるイベントも同時に開催し、SNS上での話題性を高めた。


2024年1〜7月
累計人数
9,841,153
前年同期比

+59.7%
2024年7月
出国人数
1,572,801
前月比

+0.4%
順位最初の目的地
First Destination
人数
1日本 Japan566,497
2中国 Mainland China241,358
3韓国 Korea,Republic of136,317
4ベトナム Vietnam113,024
5香港 Hong Kong107,403
6タイ Thailand101,768
7シンガポール Singapore44,797
8マカオ Macao43,338
9マレーシア Malaysia40,475
10フィリピン Philippines24,290

出典データ:内政部移民署
※上記は出国後最初に到着した国・都市。乗り継ぎの場合なども含むため、実際の目的地と異なる場合あり。


2024年 1〜7月
累計人数
498,801
前年同期比

+207%
  2024年7月人数 

101,240
前月比

+4.77%

出典:台湾港務(股)有限公司及び各港務分公司による旅客人数統計

所屬郵輪クルーズ会社台湾発着客船トン数乗船人数台湾での母港母港
コスタクルーズ
Costa Cruises
コスタセレーナ114,500トン3,780基隆港/高雄港
MSCクルーズ
MSC Cruises
MSCベリッシマ172,000トン5,686基隆港
ノルウェージャンクルーズライン
Norwegian Cruise Line
ノルウェージャン スピリット75,338トン2,018基隆港/高雄港
リゾートワールドクルーズ
Resorts World Cruises
リゾートワールドワン75,338トン1,856基隆港/高雄港

  2024年9月30日現在


台湾人の旅行形式が大きく変化している。ニールセンの調査によるとコロナ前の2019年に海外旅行者全体の53%を占めていた個人旅行者が、コロナ後の2023年には62%に増加したという。近年、日本は台湾人にとって最も訪問意欲が高い目的地であることから、今回は台湾人の訪日個人旅行に関するインターネットのトレンドを紹介する。

トレンドの計測方法は、インターネットコミュニティ、SNS、ブログなどで投稿や配信があった件数をカウント。北海道、東北、関東、中部、関西、中国、四国、九州、沖縄の各地方のうち、個人旅行の目的地として話題になっている地方の上位5位は以下の通り。

  • TOP1 関西地方(京阪神) 180,149件 3月の話題度が特に高い)
  • TOP2 関東地方 (東京) 95,498件 話題度のピークはこちらも3月。
  • TOP3 東北地方 35,458件  1月と2月の話題度が高い。
  • TOP4沖縄地方 33,539件 3月がピーク、9月も目に見えて増加。
  • TOP5 九州地方 25,357件 8月の話題度が最高となった。

.計測期間:2024年1月1日〜9月27日( OpView社群口碑資料庫)
.計測対象:インターネットコミュニティ、SNS、Webニュース、ブログ

2024年TOP 1TOP 2TOP 3TOP 4TOP 5
月別関西関東東北沖縄九州
1月20,23314,1147,0992,0632,283
2月22,17814,4666,5043,1942,028
3月30,84315,1014,3886,6832,409
4月28,3329,8524,7623,0563,051
5月20,66911,4772,8274,2473,552
6月18,7008,3062,3322,9142,917
7月14,4718,6653,0612,8563,080
8月13,7267,4182,5802,9974,019
9月10,9976,0991,9055,5292,018
總針180,14995,49835,45833,5325,357
計測期間:2024年1月1日〜9月27日

台湾のネットユーザーが何かを話題にしているプラットフォームは、SNSが9割近くを占め、次いでインターネットコミュニティ、ブログ、ニュースの順となっている。
SNSではFacebookが最も多く約62%、Instagramとブログが共に7%、インターネットコミュニティではPTT、DCARDが主で約5%、YouTubeは3%、ニュースは1%という結果に。

【関西地方に関する人気ワード】★

台湾で大阪と京都は常に話題の都市だが、興味深いのは「海の京都」が注目を集めてきている点だ。天橋立、伊根の舟屋、美山町といったワードがちらほら見受けられるように。

【関東地方に関する人気ワード】

「東京」が突出しているものの、細かく見ると「鎌倉」、「江の島」、「茨城県」、「草津温泉」など、東京周辺の地域・都市なども多く見受けられ、訪日リピーターが多い台湾人の傾向を反映していると言える。

【東北地方に関する人気ワード】

LCCのタイガーエア台湾による仙台、秋田、花巻、福島就航などが影響し、個人旅行の目的地として東北地方の人気が高まっている。東北の雪景色は特に憧れであり、1〜2月の話題度が高い原因ともなっている。

【沖縄地方に関する人気ワード】

直行便が毎日多く運航し、国際クルーズ線も寄稿する沖縄。沖縄本島のほか、石垣島、宮古島が話題のワードとなっている。また、最近人気のドライブ旅行に関するワードも見受けられる。

【九州地方に関する人気ワード】

台湾からの直行便運航都市(福岡、熊本、佐賀、宮崎、鹿児島)が、そのまま人気ワードとしてなって、ワードクラウドに反映されている。

桃園メトロは9月12日、京成電鉄と連携したセット乗車券「台日旅行套票(日台旅行セット乗車券)」の発売を発表した。桃園メトロの機場(空港)線と京成電鉄の特急スカイライナーに乗車できるセット券で、価格は通常の7%オフとなる大人2,780円で、台湾ドルで購入する場合は、購入当日の為替レートに合わせて変動する。

/ 続きを読む /

さらに台湾からの訪日客向けには、オプションとして東京の地下鉄が乗り放題になる「Tokyo Subway Ticket(24/48/72時間券)」の追加購入サービスも提供しており、東京への旅行がさらに便利になるとしている。セット乗車券「台日旅行套票」は KKdayやKlookなどで購入が可能で、販売期間は2025年8月31日まで。

桃園メトロと京成電鉄が連携したセット乗車券は、台北と東京の両都市における空港アクセスの利便性を向上、価格も通常より7%割引となる。

出典:桃園メトロ 2024年9月12日付リリース

2024年に台湾で注目を集めているデスティネーションがある。それは「真珠島」とも呼ばれるベトナムのフーコック島だ。ベトジェットエア、タイガーエア台湾、スターラックス航空がすでに台北ーフーコック直行便を運航しているが、スターラックス航空は10月27日から台中ーフーコック路線を新規開設、タイガーエア台湾も10月28日から高雄ーフーコック路線に就航することを10月1日に発表した。

/ 続きを読む /

ベトナムは2023年8月、日本など13か国に対して45日間のビザ免除措置を開始したが、台湾は対象国に含まれていなかった。ただし、フーコック島では外国人がビザなしで30日間滞在できることから、2023年後半以降、台湾ではフーコック旅行がにわかに注目及び人気を集めている。フーコック旅行に関しては、2月に台湾人観光客292人がベトナム現地の旅行会社から追加料金を求められるトラブルが発生して社会問題になったものの、リゾート施設や高級ホテルが充実していること、またノービザで渡航できるというメリットが大きく、デスティネーションとしての人気に大きな影響は出ていないようだ。

画像:フーコック島(資料写真 / Shutterstock)

出典:タイガーエア台湾 2024年10月1日付リリースほか

台湾デジタルメディア・マーケティング協会(略称:DMA)が7月22日に「2023 台湾のデジタル広告量統計レポート」を発表した。今回はそのレポートの内容から、広告形式ごとの市場規模及び成長率を紹介する。

/ 続きを読む /
画像:DMA台湾デジタルメディア・マーケティング協会


2023年の台湾の広告市場規模は610.46億台湾ドル、その内訳を広告形式ごとに見てみると、最多はディスプレイ広告(バナーやテキスト、リッチメディアなど)の185.37億台湾ドル、次いで動画広告(179.81億)、キーワード広告(146.33億) 、コンテンツマーケティング(96.84億)という結果になった。

ただし、成長率が最も高かったのは動画広告で、8.5%を記録している。これは、各プラットフォームでのショート動画人気や、インターネット回線に接続されたテレビ端末「コネクテッドTV」などで動画コンテンツを楽しむことが一般的になったことなどが影響していると見られている。新しい時代の視聴傾向が、動画広告の人気を押し上げているようだ。

一方、これまで成長を維持していたインフルエンサー・KOL市場は、各プラットフォームによるアルゴリズムの調整や、コロナが終わったことでオンライン流入量が減少したことなどが影響し、活動を停止したり路線変更を余儀なくされたトップインフルエンサーも出てきた。広告主もこれまでのブランドマーケティング重視から、セールスに直結するマイクロインフルエンサーを多く起用するようになり、インフルエンサーの数は増えたものの、広告への投資額は減少するという状況が生まれている。結果的にインフルエンサー・KOL市場は前年比8.8%減の54.67億台湾ドルとなった。

出典: DMA台湾デジタルメディア・マーケティング協会「台湾デジタル広告量統計レポート」 / (PDFファイル、繁体字中国語

DataReportal が台湾のインターネット使用状況を調査した「Digital 2024:Taiwan」によると、




/ 続きを読む /
  • 2024年初頭、台湾のインターネットユーザーは約2,171万人、インターネット普及率は90.7%
  • 2024年初頭、台湾のインターネット接続モバイルデバイスは3,085万個、全人口の128.9%
  • 2024年1月、台湾のソーシャルメディアユーザーは約1,920万人、全人口の80.2%

台湾人のFacebook使用状況

Metaリソースデータによると、2024年初頭、台湾のFacebookユーザーは約1,695万人で、Facebookの広告リーチは全人口の70.8%(ただし、Metaは13 歲未満のFacebook利用を禁じているため、実際のリーチは79.5%)。

台湾人のYouTube使用状況

Google アドリソースによると、2024 年初頭初頭、台湾のYouTubeユーザーは約1,920万人。YouTubeの独自データによると、2024年初頭、台湾における広告リーチ率は全人口の80.2%、台湾のネットユーザー全体の88.5%(年齢層不特定)。広告オーディエンスは女性50.6%、男性49.4%。

台湾人のInstagram使用状況

Meta広告マネージャのデータによると、2024年初頭、台湾のInstagramユーザーは約1,135万人。広告リーチ率は全人口の47.4%(ただし、Metaは13 歲未満のInstagram利用を禁じているため、実際は53.2%)で、インターネットユーザー全体の52.3%(年齢層不特定)。広告オーディエンスは女性56.5%、男性43.5%。

台湾人のTikTok使用状況

 ByteDance の広告リソースデータによると、2024年初頭、台湾における18歳以上のTikTokユーザーは565万人。広告リーチ率は27.8%で、インターネットユーザー全体の26%にリーチ(年齢層不特定)。広告オーディエンスは女性45.7%、男性54.3%。

出典:i-Buzz Research 2024年3月18日

發表留言