

デジタルトレンド調査「Digital 2025:Taiwan」発表 最新データからわかる台湾のネットユーザー行動

DATAREPORTAL、Meltwater、We Are Social(WAS)は、台湾市場のデジタルトレンドに関する年次報告書「Digital 2025:Taiwan」を発表した。2024年の最新データに基づき、台湾インターネットユーザーの傾向や行動データを包括的にまとめている。
台湾のインターネット普及率は95.3% ユーザー数は1年間で7.1万人増加
最新データによると、2025年までに台湾のインターネットユーザー数は2,210万人に達している。これは全人口の約95%に相当し、インターネットの普及率が極めて高いことを示している。また、インターネットユーザーは直近の1年間で7.1万人増加しており、増加の幅は小さいものの、安定した成長を見せている。

モバイルデバイスの高い浸透率 すべてのユーザーがモバイルでネット接続
現時点において、台湾のモバイルユーザー数は3,040万人であり、総人口の131%となっているが、これはモバイルデバイスを複数台所有しているユーザーがいるためと推測される。また、モバイルデバイスを通じてインターネット(3G、4G、5G)に接続している割合も、なんと100%に達している。

Googleが検索シェア率でトップ独走も、AIサービスの台頭でポイント減
検索エンジンのシェア率をみると、Googleが依然他を引き離して首位(84.90%)を維持しているが、前年の92.2%から7.3%減となっている。この理由として考えられるのは、ChatGPTに代表されるAIサービスを検索に利用するユーザーが増えているためと推測される。SimilarWebが発表した2024年10月のデータによると、ChatGPTによる検索が4.33%を占めており、今後もAIサービスによるシェア率が高まると予想される。

1日のインターネット使用時間は7時間23分 モバイルによる接続がPC上回る
データからは、台湾人が1日にインターネットを使用する時間は平均7時間23分で、前年と比べ10分増加した。そのうち、モバイルでのインターネット使用時間は4時間9分、PCでのインターネット使用時間は3時間14分だった。モバイルによるインターネット接続がPCを上回る状況は前年と同様。

ソーシャルメディアアプリの使用時間1位はYouTube 前年1位のTikTokは大きく減少
ソーシャルメディアアプリの使用時間は、前年1位のTikTokが2位、前年2位のYouTubeが1位を獲得し、順位が逆転するかたちとなった。TikTokは前年から約5時間/月減少。3位以降はLINE、Facebook、Instagramと続き、いずれも動画コンテンツを提供しているプラットフォームであることから、動画視聴がユーザーのアプリ使用時間に大きく影響していることがわかる。

ブランドが発見される主な経路は検索エンジンが1位も、
ブランドが発見される主な経路は、1位が検索エンジン(45.3%)、2位以降は口コミ(38.4%)、WEBサイト上の広告(31.2%)、SNS広告(29.7%)、モバイルアプリ広告(28.8%)という結果となった。特に突出している項目はなく、広告展開においては、多くのチャネルで展開した方が効果的と推測される。

【まとめ】2025年のマーケティング・広告展開において留意すべきこと
1.高いインターネット普及率 年齢層や使用習慣に合わせたアプローチを
2.「モバイルファースト」を意識したサイト設置やデジタル広告展開
3.影響力が増すAIサービス マーケティング・広告においても積極的に利用
4.動画コンテンツの重要性 モバイルで視聴するタテ型ショート動画を活用
5.単一ではなく、複数のチャネルを通じた多角的なアプローチが効果的

台湾で主流の子連れ・ファミリー旅行 2024年訪日客の1割が12歳以下、人気は東京・大阪・沖縄

台湾人訪日旅行客の特徴として、子供連れや親子3世代などでの家族旅行が多いことが知られているが、そうした傾向はデータにも如実に表れていることがわかった。現地メディアの中央社や中国時報などが報じている。
交通部観光署の統計によると、2024年の台湾人訪日旅行客約600.6万人のうち、12歳以下の層が約1割を占めていることがわかった。2024年に出国した12歳以下の層は合計約122.5万人だったが、目的地別では日本が約59.6万人で半数近くを占めており、続く中国(約11.7万人)、韓国(約9.9万人)、香港(約8.3万人)、ベトナム(約8万人)を大きく引き離し、子供連れでの訪日旅行人気が非常に高いことがわかる。
台湾籍の航空会社によると、航空機の離着陸時に起こる気圧の変化で、耳が痛くなったり詰まったような違和感が起こり、乳幼児の場合、泣き出してしまうことが多々あるため、子連れ旅行の場合、沖縄や香港・マカオといった飛行時間の短い路線が選択されることが多いという。
また、現地大手旅行会社の雄獅旅行社や可楽旅遊旅行社によると、子連れでの訪日旅行で特に人気の目的地は東京・大阪・沖縄だという。東京ディズニーリゾート、USJなどのテーマパークを訪問できるため、東京と大阪はコロナ前から子連れ旅行における人気が高い。沖縄は上述の飛行時間の短さに加え、2025年7月にはジャングリア沖縄が開幕することから、今夏はさらに旅行目的地としての人気が高まると予想されている。
チャイナエアラインが台北―石垣島路線を再就航 5/28~10/25の期間限定で水・土の週2往復

チャイナエアラインが台北・桃園―石垣島路線の運航再開を発表した。5月28日から10月25日までの期間限定で、週2往復(水・土)を運航する。飛行時間は約1時間。同社は即日より同路線の航空券販売を開始している。
台北・桃園―石垣島路線については、2014年にマンダリン航空から引き継ぐかたちで、チャイナエアラインが夏期限定の定期便を運航、コロナの影響で2020年以降は運航を休止していたが、5年ぶりに運航再開が実現した。同社による発表後、現地旅行各社でも航空券のほか、クラブメッド・石垣島滞在4~5日間商品などの販売を開始している。
2024年台湾人の海外旅行支出が1兆台湾ドルを突破 国内旅行支出の2倍以上

現地の学者らによって結成された前瞻観光政策研究室が、観光署の統計に基づく分析内容を発表、2024年の台湾人の旅行支出合計が1.4兆台湾ドルに達し、初めて1兆台湾ドルを突破したことがわかった。うち、海外旅行支出は1兆191億台湾ドルで、前年の7‚134億台湾ドルから3‚057億ドル増加し、42%成長、コロナ前の2019年と比べても、24%増となった。
一方、国内旅行支出は4,646億台湾ドルに留まり、前年の4‚954億台湾ドルから308億ドル減少し6.2%減。海外旅行支出は国内旅行支出の2倍以上となっている。この海外と国内における旅行支出の差について、観光署の黄荷婷副所長は3月11日、同研究室によるデータを参考にしつつ、今後も台湾国内の観光収入増加に向けて努めていくと話した。
タイ政府 台湾人含む外国人観光客のノービザ滞在日数を、現状の60日間から30日間に短縮か

タイ政府は観光促進事業の一環として2024年7月15日以降、観光目的で入国する台湾国籍を含む93か国の外国人旅行客について入国ビザの取得を免除していたが、ノービザ期間が現行の60日間から30日間に短縮される可能性があることがわかった。3月18日に台湾の各メディアが報じた。
タイの観光・スポーツ大臣であるソラウォン・ティエントン(Sorawong Thienthong)氏の発表によると、ビザ免除制度を利用して違法な商業活動などを行う旅行者に対して取締りを強化するため、外国人観光客の滞在許可日数を半減し、30日間に短縮する計画があるとしている。
バンコック・ポストの報道によると、現地のタイ旅行業協会でも、同国内で違法に就労や商業活動を行う外国人が増加していることに懸念を示しているとのことで、タイホテル協会も、ビザ免除の滞在期間が長過ぎた場合、外国人観光客への違法なアパート賃貸が増加する可能性があると指摘しているという。
清明節連休の桃園空港利用者数、前年同時期から11万人増加 出国ピークは連休初日で8.8万人

台湾では4月3日(水)~6日(日)の4日間が清明節連休にあたり、毎年、多くの市民が海外を訪れる。台湾桃園国際空港を運営する桃園國際機場股份有限公司は3月28日、清明節連休における同空港での出国及び入国者数について、予想人数を発表した。
同社によると、同空港における出国人数のピークは連休初日の4月3日で約8.8万人、一方、入国人数すなわち海外旅行から帰国する人のピークは4月6日で、約8.5万人に達すると予想している。また、連休を含む4月2日(火)~7日(月)の6日間における同空港利用客数は約86万人に達すると予想しており、これは前年同時期の74.9万人を11.1万人上回っている。
モバイルアプリやインターネットを利用したスマートチェックイン率が、同空港ではすでに52.35%に達しているとのことで、同社は利用客に対して、スマートチェックインや自動手荷物預け機のさらなる利用を呼びかけている。


1. 台湾の旅行業界で唯一のLINE広告認定代理店(Agency Partner)
多くの旅行関連クライアントと連携し、豊富な広告運用実績を有していることから、この度、啓示広告(チーズ・アドバタイジング)がLINE台湾から運用型広告の専門家に認定されました。広告効果の最大化をサポートします!


2. LINEの月間アクティブユーザー数は、每月2,200万超
台湾で過去7日間にLINEを使用したユーザーは、12~65歲人口の93%(Facebook は88%)、そのうち7.5%はLINEでしかリーチできないユーザーです。LINE台湾のユーザー男女比は均衡しており、10代から60代以上まで広く利用され、台湾の人口分布とほぼ一致しています。FacebookやYahoo!に比べて、LINEはより経済力のある40歲以上のユーザーにリーチ可能です。

3. 生活の全てをサポート「 Life on LINE 」

4. LINE運用型広告 (LAP) –広告枠
LINEプラットフォーム内の運用型広告「LAP」は、リアルタイム入札方式を通じ、ターゲットを設定して広告効果を最適化し、最大限の効果を実現します。広告はユーザーの閲覧履歴に基づいて自動で最適化・配信され、LINE TODAY、LINEトラベル、LINEオープンチャット、ウォレット、VOOM、LINEポイントなど、各LINEサービス内の広告枠で、ごく自然なかたちで表示されます。
消費者の生活に密着した露出は、ただの商業広告ではなく、ユーザー自身に関する大切な情報として認識されます。


5. LINE TODAY 旅行情報プラットフォームでの記事露出
啓示広告(チーズ・アドバタイジング)は、旅行情報サイト「七逗旅遊網(https://7to.com.tw/)」を運営しています。同サイトに掲載された記事は、LINE TODAYでも同時掲載されます。


台湾人の出国統計データ
| 2025年 1月 出国人数 1,613,482 |
| 前年 同期比 +25.88% |
| 前月比 +21.65% |
2025年1月 台湾人出国人数及び成長率(目的地別)

台湾の各空港における国際定期便搭乗率(2025年1月・2月)
就航都市及び航空会社ごとのフライト数、座席数、搭乗人数、搭乗率を一覧表にまとめています。

台湾の各空港における国際定期便搭乗率(2025年1月)

台湾の各空港における国際定期便搭乗率(2025年2月)
出典:内政部移民署、交通部観光署統計資料庫
※上記は出国後最初に到着した国・都市。乗り継ぎの場合なども含むため、実際の目的地と異なる場合あり。

チャイナエアライン×台湾9大旅行会社による新ブランド「華麗欧州」PR
「華麗欧州」はチャイナエアラインと台湾の大手旅行会社9社による欧州団体旅行の新ブランド。ロンドン、アムステルダム、フランクフルト、ウィーン、ローマ、プラハへの直行便を運航するチャイナエアラインのエアバスA350に搭乗して、ヨーロッパ(北欧、中欧・西欧、南欧)を訪問する上質な旅を提案している。啓示広告(チーズ・アドバタイジング)はブランドPR関連業務を担当、以下で業務内容の一部を紹介する。
「華麗欧州」ブランド参画旅行会社
雄獅旅行社、可楽旅遊旅行社、鳳凰国際旅行社、凱旋旅行社、永信旅行社、山富国際旅行社、東南旅行社、利百加旅行社、旅天下聯合国際旅行社
●ブランドサイトの制作・設置

「華麗欧州」のブランドサイトでは、スローガン「嚮往的地方 變成走過的路(憧れの場所を、実際に歩いた道に)」と、ポストカードをイメージさせるメインビジュアルで新ブランドの魅力をアピールした。また、チャイナエアラインの欧州路線、団体旅行商品情報、エアバスA350の特色、チャイナエアラインの特別メニュー機内食の紹介などを掲載した。
実際のブランドサイトはこちらから
>>>https://event-2.7to.com.tw/landingpage/25ci_europe/
●ブランド発表会・旅行商品説明会の開催



北部・台北市の松山文創園区内にあるレストランで、ブランド発表会・旅行商品説明会を開催。現地メディア(紙・WEB・TV)と旅行事業者約100名を招き、ブランドのコンセプト及び行程内容などを紹介した。また、会場の装飾や各種制作物の設置を通じて、視覚的にもブランドを強く印象付けた。



●各種宣伝広告の展開

台湾の消費者に向け、ブランドを周知させるための各種宣伝広告を展開。ブランドサイトに誘導するためのデジタル広告やWEB記事広告のほか、さらに多くのターゲットへリーチするため、台北メトロ車両内広告、ラジオ番組での紹介、アドトラック動画広告など、多様な媒体を通じてブランドを訴求した。