目次
台湾旅行市場の現況
■タイガーエア台湾 会員制サブスク導入や他LCC連携など、26年成長戦略を発表
■日本入国事前審査「プレクリアランス」 2026春節シーズンに桃園空港で実施
■クルーズ客船「MITSUI OCEAN FUJI」が台南初寄港 伝統芸能で乗客を出迎え
■タイガーエア台湾、高雄ライトレール、岡山県のコラボラッピング列車が登場
■2025年の台湾人出国者数が過去最多を記録 渡航先1位は日本で約673万人
■日本トランスオーシャン航空が台北-沖縄路線を就航 同社初の国際線定期便
台湾人の出国統計データ
最新プロモーション事例~「サバ州団体旅行商品プロモーション」


タイガーエア台湾が記者会見を開催し、2026年の成長戦略について説明。(タイガーエア台湾提供)

タイガーエア台湾の黄世恵董事長は、1月8日に行われた記者会見で、2026年に向けた同社の成長戦略を発表した。新機材の導入、新商品の展開、新たな体験やサービスの提供などを通じて、全面的なアップグレードを図り、旅行客に向けて更なる付加価値を提供していくとしている。

■戦略1:会員制サブスクリプション「Team Tiger」(第1四半期)
第1四半期には、会員向け定額制サービス「Team Tiger」を導入。これは、利用頻度に応じて月額制で加入でき、条件を満たせば往復無料航空券を獲得できる仕組みとなっている。プランに応じて、優先チェックイン、優先搭乗、優先手荷物受取りなどの特典も用意する。

■戦略2:航空券+宿泊「tigertel」サービス(第2四半期)
第2四半期には、「tigertel(虎加酒)」サービスを新たに開始する。これは、AIを活用した旅行プランの提案サービスで、個々のニーズに合わせて航空券と宿泊を組み合わせ、総合的な旅行体験を提供するとしている。

■戦略3:他LCCとの連携による路線網拡大(第3四半期)
第3四半期には、他のLCCとの乗り継ぎ連携を強化し、ネットワークの拡充を図る。ワンクリックで乗り継ぎを含む旅程を予約できるようになり、日本の地方都市やオーストラリア方面まで路線網を広げ、利用者の利便性を高めるとしている。

そのほか、黄董事長は2026年の新路線及び増便計画についても言及、市場ニーズの高い東京・大阪・福岡などの主要都市については、発着枠やカウンターの確保、機材運用の効率化が可能であれば、増便を検討すると説明した。また、石垣島や沖縄など、飛行時間が短く、さらに収益性の高い「気軽に行ける小旅行」向けの路線についても、増便の対象として検討していく方針であると述べた。


今年もプレクリアランスを実施する桃園国際空港(桃園機場公司提供)

桃園国際空港の運営会社は1月20日、今年も日本政府側と連携し、春節シーズンの訪日旅行客を対象に「プレクリアランス(事前入国審査)」を実施すると発表した。旅行客は搭乗前の待機時間を活用し、入国情報の事前確認を行うことで、日本到着後の入国審査時間を大幅に短縮できる。

プレクリアランスは桃園國際機場公司と日本の出入国在留管理庁が協力して実施する。対象期間は、春節連休を含む1月29日から2月25日までで、対象路線・便はチャイナエアライン、エバー航空、スターラックス航空、タイガーエア台湾の4社による15路線、計122便。到着空港は、昨年の函館、旭川、秋田、仙台、新潟、岡山、高松、熊本、鹿児島に加えて、今年は新たに神戸と大分が追加され、合計11空港となった。

対象便のチェックイン時には、航空会社から案内チラシと日本入国記録カードが配布され、希望する旅行客は搭乗前に審査官による入国資料の事前確認を受けることができる。手続きを完了することで、日本到着後の入国管理審査が簡素化され、よりスムーズな入国が可能になるとしている。


クルーズ客船「MITSUI OCEAN FUJI」が台南に初寄港。(台南市政府提供)

商船三井クルーズが運航するクルーズ客船「MITSUI OCEAN FUJI」が1月21日午前、台南市の安平港に初寄港した。当日は、黄偉哲台南市長が早朝から港を訪れ、来訪した539人の外国人観光客と乗組員を出迎えたほか、台南市観光旅遊局が、台南の伝統芸能である「芸陣」のパフォーマンスを特別に手配し、歓迎ムードを演出した。

黄市長は同船を降りた乗客らに台南産ドライフルーツや観光リーフレットを贈呈し、台南の特産品や観光をPR。台南市観光旅遊局も、上述の伝統芸能パフォーマンスに加え、英語・日本語対応の観光案内スタッフを配置し、旅行相談サービスを提供した。

MITSUI OCEAN FUJIは全長198.2メートル、全幅25.6メートル、総トン数3万2,477トン、喫水6.4メートル、乗客は日本および欧米からの旅行客が中心で、ハイエンド旅行層が多いのが特徴。今回の航路では沖縄・那覇を出発し、台湾の高雄港、台南・安平港、基隆港に寄港した後、再び那覇へ戻るルートとなっている。


タイガーエア台湾、高雄ライトレール、岡山県によるラッピング列車の初運行セレモニー。(タイガーエア台湾提供)

タイガーエア台湾、高雄ライトレール、岡山県は1月22日、3者のコラボレーションによるラッピング列車の初運行セレモニーを、台湾南部の高雄市で開催した。式典には、タイガーエア台湾の黄世恵董事長、高雄ライトレールの楊岳崑董事長、岡山県の尾﨑祐子副知事が出席したほか、高雄市政府観光局の代表らも立ち会った。

啓示広告(チーズ・アド)がデザインを担当したこのラッピング列車は、1月23日から2月22日までの約1か月限定で、高雄市内を運行する。とりわけ目を引くのは車体デザインで、大胆で明るい外観には高雄ライトレールの猫駅長「ミカン」、岡山の「桃太郎」、タイガーエア台湾のマスコットキ「フーちゃん(虎将)」が描かれているほか、背景に岡山城や縁結びで知られる吉備津神社、倉敷美観地区など、岡山を代表する観光スポットもあしらわれている。また、3者のマスコットを座席にも配置するなど、車内にも工夫が凝らされている。

車体にはマスコットらや岡山県の著名観光スポットを配置。(タイガーエア台湾提供)
ラッピング列車の車両内にも桃太郎、フーちゃん、ミカン駅長のオブジェを設置。(タイガーエア台湾提供)

台湾人出国者数が過去最多、人気の渡航先は日本が1位を獲得(交通部観光署サイトより)

交通部観光署が1月26日に発表した最新統計データによると、2025年の台湾人出国者数が1,894万4,436人に達し、前年比12.43%増で過去最多を記録した。人気の渡航先は日本がトップで673万817人(前年比12.07%増)、2位が中国で323万7,511人、3位が香港・マカオで219万3,705人という結果となった。

一方、2025年に台湾を訪れた外国人旅行者は857万4,547人で、前年比9%増だった。訪台市場では日本からの旅行者が最も多く、次いで香港・マカオ、韓国の順となった。出国者数が入国者数を1,036万9,889人上回っており、2024年のデータを基に推計すると、旅行収支は7,009億8,290万台湾ドルの赤字となっている。
同社は現在、台中と神戸、沖縄、高松、マカオ、ダナン、フーコック島を結ぶ直行便を運航しているほか、2月13日からは「台中―宮古島」線の定期直行便も就航を予定している。

観光署は2025年の出入国者数の差について、為替レートの影響、航空便の回復、地政学的要因、他国のビザ緩和などが主な要因と指摘。また、台湾の観光市場は1990年以降、常に出国者数が入国者数を上回る傾向にあるとしている。


JTAの台北ー沖縄路線初便を、空港側がウォーター・サルートで歓迎。(JAL台湾公式Facebookより)

日本航空(JAL)グループ傘下の日本トランスオーシャン航空(JTA)は、2月3日に台北(桃園)―沖縄(那覇)路線を開設した。JTAにとっては初の国際線定期便で、これまで同区間はチャーター便で運航されていた。初便は午前8時39分に桃園国際空港に到着、桃園空港の運営会社はウォーター・サルート(就航する航空機に放水で歓迎する儀式)で就航を祝し、JTAは初便セレモニーを開催して、エイサーのパフォーマンスで乗客らを迎えた。

今回開設された路線は毎日運航で、沖縄発は午前8時、桃園発は午前10時に設定されている。ボーイング737-800型機を使用し、運航初期は1日1往復を予定しているが、将来的に1日2往復への増便も検討しているとのこと。初便には最新の特別塗装機であるジンベエジェット3号機、「結(ゆい)ジンベエ」が使用されたが、台湾人旅行客は特に特別塗装機を好む傾向があることから、JTA側は現在ある3種類の特別塗装機すべてを、可能な限り投入するよう調整したいとしている。


2025年1~12月
累計出国人数
18,944,436
前年
同期比
+12.4%
2025年12月
出国人数
1,564,197
前月比
 
+1.9%

2025年12月 台湾人出国人数及び成長率(目的地別)


台湾の各空港における国際定期便搭乗率(2025年12月)

就航都市及び航空会社ごとのフライト数、座席数、搭乗人数、搭乗率を一覧表にまとめています。

出典:内政部移民署、交通部観光署統計資料庫
※上記は出国後最初に到着した国・都市。乗り継ぎの場合なども含むため、実際の目的地と異なる場合あり。


マレーシアのサバ州政府観光局と、台湾の主要旅行会社PAK(複数の旅行会社が共同で商品を企画・販売すること)によるサバ州団体旅行商品のプロモーションを担当。サバ州は成熟したリゾートアイランドとして知られているが、効果的に消費者の注目を集めるため、これまでとは異なる切り口で魅力を発信することが求められた。そこで、サバ州には、大自然が生み出した様々な美しい色彩があることに着目、透き通るような青い海、ブルーティアーズが放つ幻想的な青、ホタルの黄色、タンジュン・アル・ビーチの夕日のオレンジ、ガヤ島のツリーハウスヴィラを彩る緑など、「色」をテーマに、光と影が織りなす幻想的なショーを見ているような気分を味わえる観光地として紹介した。

1.トップビジュアル

色をテーマに幻想的なスライドショー仕立てで目的地の魅力をビジュアルで訴求。

2. 旅行商品紹介

 大手旅行会社(世邦、五福、東南、芬達、長汎、喜鴻、燦星)が共同企画・販売する商品の特色を紹介。

3. サバ州の主要スポットと魅力紹介


実際のランディングページはこちら>>>
https://event-2.7to.com.tw/landingpage/25Sabah_IMAS/

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