
目次
台湾旅行市場の現況
■スターフライヤー台北―北九州線が9月2日に再開 台湾人訪日客に週末の小旅行提案
■タイガーエア台湾がサブスクサービス「Team Tiger」導入 現地航空業界で初
■チャイナエアラインがGoogleの手荷物追跡機能「Find Hub」導入 個人情報にも配慮
■スターラックス航空が台中発の成田線と熊本線を開設 6月の釜山就航合わせ10路線に
■台湾籍航空3社が燃油サーチャージ引き上げ イラン情勢による燃料費急騰受け
台湾人の出国統計データ
台湾の広告メディア動向
■デジタルトレンド調査「Digital 2026: Taiwan」 AI検索が急成長
最新プロモーション事例~MSCクルーズ台湾向けSNS運営

スターフライヤー台北―北九州線が9月2日に再開 台湾人訪日客には週末の小旅行を提案

スターフライヤーは3月16日、現在運休している台北(桃園)―北九州線を9月2日に再開すると発表した(台北発は9月3日)。これまでは2026年秋に再就航するとしていたが、今回、具体的な再開日が公表された。同社にとっては2020年3月以来、6年半ぶりの国際定期路線となる。
スターフライヤーは就航再開日の他、夏ダイヤ期間中、10月24日搭乗分までの運航ダイヤも発表した。週3往復で運航される。台北からは月・木・土曜の午前3:00に出発し、北九州に早朝6時20分に到着する。北九州からは日・水・金曜の23:40に出発し、台北到着は日付を跨いだ深夜1時10分となる。運賃や予約販売の開始時期などについては、2026年6月ごろを予定しているとのこと。
スターフライヤーの町田修社長は台北―北九州線について、「メインターゲットは台北からの訪日客を想定している。台湾人旅行客は週末に仕事を終えた後、シャワーを浴びてから桃園空港へ向かい、土曜深夜3時の便で北九州へ朝6時20分に着く。土日の休みをフル活用し、山口、大分、博多など各地で遊んでもらえる」と話している。
タイガーエア台湾がサブスクサービス「Team Tiger」を正式導入 現地航空業界で初

台湾籍LCCのタイガーエア台湾は3月27日、台湾の航空業界で初のサブスクリプションサービス「Team Tiger」を正式に発表した。3種類のプランを用意し、第一弾として限定3,000組の「TEAM Lite」プランを3月30日12時~31日の2日間限定で販売、月額1,588台湾ドルで、年間4組の往復航空券引換特典が利用できる。別途登録料は不要。これは、1組当たり8,000台湾ドル相当の往復航空券を、四半期ごとに4,767台湾ドルで利用できる計算となる。
また、ビジネス客や旅行の頻度が高いユーザー向けとして、4月21日12時から「TEAM Plus」及び「TEAM Max」プランの販売も開始する。「TEAM Plus」は登録料5,299台湾ドル、月額1,888台湾ドルで、年間6組相当の往復航空券引換特典に加え、優先チェックインや優先搭乗の特典が付帯する。最上位プランの「TEAM Max」は、頻繁に海外旅行を楽しむ利用者向けのプランで、年間12組相当の往復航空券引換特典を提供。さらに優先購入、優先搭乗、優先チェックイン、優先手荷物などの特典も付与される。料金は登録料7,799台湾ドル、月額3,588台湾ドルでで、年間費用は50,855台湾ドルとなる。
チャイナエアラインがGoogleの手荷物追跡機能「Find Hub」導入 既存システムを補完し、個人情報にも配慮

チャイナエアラインは3月30日、手荷物の位置情報を追跡する「Find Hub」機能への対応を発表、台湾で初めて同機能を導入する航空会社となった。すでに実施しているApple AirTag対応に加え、Googleとの連携でAndroid端末ユーザーにも手荷物追跡サービスを拡大する。
チャイナエアラインが今回導入したFind Hubでは、利用客が預け手荷物の中にFind Hub対応スマートトラッカーなどを入れるだけで、チェックイン、乗継ぎ、目的地到着まで、リアルタイムで荷物の位置を確認できる。世界で10億台以上のAndroid端末によって構成されるFind Hubネットワークを通じ、手荷物が紛失した場合でも迅速な位置特定が可能となり、回収率の向上が期待される。
また、利用者はFind Hubアプリを通じて、プライバシー保護機能付の位置共有リンクを生成、必要に応じて航空会社に提供すれば、手荷物の捜索プロセスを迅速化することができる。手荷物が持ち主に返還された後は、自動的に共有リンクが無効化、7日以内に失効する仕組みで、データの不正利用防止にも配慮されているとのこと。チャイナエアラインはこの機能の導入について、既存の手荷物追跡システムを補完しつつ、さらに情報の透明性向上と個人情報保護の両立を実現するものとしている。
スターラックス航空が台中発の成田線と熊本線を相次ぎ開設 6月就航の釜山線合わせ、台中発国際線は10路線に

スターラックス航空は3月30日と翌31日に、台湾中部・台中空港発の東京・成田路線と熊本線を相次いで開設した。30日には成田路線の初便出発を前に、台中国際空港の出発ロビーで2路線就航セレモニーが行われ、同社の張國煒董事長(会長に相当)、何淑萍民航局長ら関係者がテープカットを行った。
同社のリリースによると、台中―成田線と台中―熊本線はいずれもA321neo機材が投入される。成田線の就航初期は週4往復で運航し、4月15日~5月31日は週8往復、7月11日~8月20日は週7往復、8月22日以降は週4往復に戻る予定だ。熊本線の就航初期は週3往復、5月1日~5月31日は週5往復、7月10日~8月19日は週6往復、8月21日以降は週3往復に戻るとのこと。
スターラックス航空は現在、台中発の直行便としてマカオ、ダナン、フーコック、高松、沖縄・那覇、神戸、宮古(下地島)路線、そして今回就航した成田、熊本路線を運航している。さらに6月就航予定の釜山線を併せると同社による台中空港からの国際便は計10路線となる。
台湾籍航空3社が燃油サーチャージ引き上げ イラン情勢の影響による燃料費の急騰受け

イラン情勢悪化による航空機燃料の急騰を受け、台湾籍航空3社(チャイナエアライン、エバー航空、スターラックス航空)が4月7日より、台湾発国際線の燃油サーチャージを引き上げた。今回の引き上げられた金額は、2004年に燃油サーチャージ算定方式が導入されてからの21年間で最高額を記録し、上げ幅は157.1%に達した。一方、LCCのタイガーエア台湾は、燃油コストを変動型運賃に反映させる方式を採用しているため、燃油サーチャージや予約手数料の引き上げは行わない予定としている。
具体的な料金については、国際短距離路線(東南アジア、北東アジア、中国路線)で、1人当たり17.5米ドル(約559台湾ドル)から45米ドル(約1,439台湾ドル)へ引き上げら、長距離路線(北米、欧州、豪州など)では、1人当たり45.5米ドル(約1,455台湾ドル)から117米ドル(約3,740台湾ドル)へ引き上げられた。
台湾の航空会社以外では、キャセイパシフィック航空がすでに2度の燃油サーチャージ引き上げを実施しているほか、カンタス航空、ニュージーランド航空、香港航空、タイ国際航空なども、3月中旬にはすでに国際線運賃を引き上げており、上げ幅はおおむね2~3割、特定路線では最大7割に達している。
台湾人の出国統計データ
| 2026年1~2月 累計出国人数 3,593,284 |
| 前年 同期比 +18.6% |
| 2026年2月 出国人数 1,828,010 |
| 前月比 +3.6% |
2026年2月 台湾人出国人数及び成長率(目的地別)

台湾の各空港における国際定期便搭乗率(2026年2月)
就航都市及び航空会社ごとのフライト数、座席数、搭乗人数、搭乗率を一覧表にまとめています。

台湾の各空港における
国際定期便搭乗率
(2026年2月)
出典:内政部移民署、交通部観光署統計資料庫
※上記は出国後最初に到着した国・都市。乗り継ぎの場合なども含むため、実際の目的地と異なる場合あり。

デジタルトレンド調査「Digital 2026: Taiwan」 AI検索が急成長

台湾市場のデジタルトレンドに関する年次報告書「Digital 2026: Taiwan」が、2025年11月にDatareportalプラットフォームで公開された。データは主に2025年10月時点のものが使用されている。以下の内容では、台湾メディアによる同レポートの分析内容を整理・掲載する。
■台湾のインターネット利用者は2,230万人 主要消費者層の年齢が上昇
「Digital 2026: Taiwan」によると、台湾の総人口2,310万人に対し、インターネット利用者はすでに2,230万人に達し、普及率は96.7%となった。これは、ほぼすべての台湾人がインターネットを利用しているとも言え、デジタルマーケティングの必要性及び重要性が明らかであることを示している。また、台湾では高齢化の進行も続いており、65歳以上の人口比率は20.1%、中央値年齢は44.8歳に達している。この状況は、主要消費者層の年齢が過去に比べて上昇していることを示しており、マーケティング戦略の見直しが必要であることを示唆している。

■各ソーシャルメディアのデータ発表 Threadsが無視できない規模に成長
データによると、台湾におけるソーシャルメディアのアクティブユーザーは1,810万人で、総人口の78.4%を占めている。各プラットフォームのアクティブユーザーと広告到達率は以下の通り。
・YouTube:1,810万人、到達率78.4%
・Facebook:1,730万人、到達率74.9%(前年比+2.7%)
・Instagram:1,220万人、到達率52.6%(前年比+10.5%、主要プラットフォーム中最高)
・Threads:665万人、到達率28.8%(今回初めて統計項目に追加)
・TikTok:18歳以上ユーザー867万人(前年比+12.9%)
・X(旧Twitter):601万人、到達率26.0%(前年比+15.7%)
・LinkedIn:420万人、到達率18.2%(前年比+13.5%)
今回のデータで最も注目される点は、Threadsが初めて統計に含まれたことである。台湾での到達人数は665万人、総人口の28.8%に達しており、無視できない規模となっている。また、LINEは独立した項目としては統計に含まれていないものの、台湾における日常的なコミュニケーションおよびブランドとの接点として、依然として最も重要なプラットフォームであり、軽視することはできないとされる。
■デジタル広告では検索エンジンが依然として主流 今後はマルチプラットフォーム戦略が鍵
報告によると、検索広告は依然として台湾のデジタル広告予算において最大の支出項目となっており、マーケティングファネル(顧客が商品を認知し、購入するまでのプロセスを図に表したもの)において不可欠な役割を担っていることが示されている。また、ショート動画プラットフォームの成長も、今回のレポートで共通して見られる傾向の一つである。ただし、ショート動画広告におけるオーガニックコンテンツの到達範囲は限定的であり、有料のショート動画広告を活用することで、アルゴリズムの制限を超え、最適なターゲット層にコンテンツを届けることが可能となる。
これらのデータからは、ほぼすべてのプラットフォームが成長を持続しており、消費者の注意が複数のプラットフォームへ分散していることが分かる。したがって、広告展開におけるマルチプラットフォーム戦略は、単なるリソースの分散ではなく、複数の接点を確保するための施策であると言える。優れたコンテンツを分解・再構成し、それぞれのプラットフォームに適したトーンや形式に変換して活用することが重要となる。
■Google検索シェアやや低下、一方、AI検索は急成長
台湾におけるGoogleの検索市場シェアは、2年前の90%以上から84.9%まで低下した。台湾のユーザーはChatGPT、Perplexity、GeminiなどのAIサービスに直接質問をするという利用方法に慣れつつある。今回のレポートでは、WEBサイトへのトラフィックを最も多くもたらす大規模言語モデル(LLM)プラットフォームはChatGPTで、インターネットにおけるAI検索の中で83.61%を占めている。

消費者は「まずAIに聞き、その後検索エンジンを使う」という新たな習慣を形成しつつある。これらのAIツールは単なる関連リンクを表示するのではなく、インターネット全体から収集・統合した回答を直接提示する。つまり、ブランドやコンテンツは、これらのAIツールに認識・引用される形で存在している必要があり、この点を満たしていないと、露出を維持することが難しくなる。これはGEO(Generative Engine Optimization)の中核概念である。GEOはSEOを置き換えるものではなく、SEOの極めて重要な拡張であると言える。具体的には、WEBサイトのE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)の強化、明確なFAQ構造化コンテンツの構築、各プラットフォームで一貫したブランドナレッジグラフの維持などが求められる。SEOとGEOの両輪を並行して進めることが、2026年の検索マーケティングにおける包括的な解決策といえるだろう。

SCクルーズ台湾市場向けSNS運営~ブランドコンセプト「FOR A GREATER BEAUTY」に基づく情報発信
■ 概要
啓示広告はMSCクルーズの台湾市場向け各種プロモーションと、SNSの長期運営を担当。MSCクルーズは以下のようなブランド訴求コンセプトを掲げており、SNS運営もこのコンセプトにに基づいて、各種投稿内容や写真・動画素材を制作、情報発信やブランド訴求を頻繁に行っている。
ブランドコンセプト「FOR A GREATER BEAUTY」
私たちが行うひとつひとつのこと、そのすべてが“美しさ”のために。
そして、より環境に配慮した航行スタイルを推進するために。
最もクリーンな船舶燃料のひとつを使用し、
世界で最も魅力的な目的地を探訪します。
最先端の技術により海水を浄化し、
水資源の無駄を削減。
「MSCのクルーズ美学」が、
美しさとともに世界を探索する旅へと誘います。
投稿例01:楽しみ方・旅の攻略


投稿例02:フォロワー向けイベント

投稿例03:販促プロモーション

投稿例04:台湾南部・高雄港初寄港記念イベントの告知

投稿例05:FLY CRUISE(航空券+クルーズセット商品)の告知・販促

投稿例06:季節のイベントにちなんだ投稿

投稿例07:各種設定テーマ別(プレミアムサービス、特定の客室紹介、シニア向けなど)の投稿
