目次
台湾旅行市場の現況
■台北松山空港が顔認証システム導入 チェックイン後は搭乗までパスポート提示不要に
■台湾が2026年Q1の訪日外国人旅行消費額で首位 費目別では「買物代」が最多
■2025年の航空券販売データ 訪日旅行は依然人気も、Z世代を中心に韓国旅行が成長
■LINEトラベルがチャイナエアラインと連携 航空券が直接購入可能、ポイントも付与
■台湾中部の男性、訪日後にはしか感染確定 日本など渡航感染症情報レベル1に

台湾人の出国統計データ

最新プロモーション事例~チャイナエアライン×旅行会社8社 北米団体商品PR


台北松山空港が顔認証システムを正式導入した。(写真提供:台北松山空港)

台湾の交通部民用航空局は4月14日、台湾北部の台北松山空港において、「One ID」スマートトラベルサービスを同日より正式導入したと発表した。これにより、利用客はチェックイン後、手荷物預け、出入境手続き、搭乗まで顔認証のみで通過が可能となる。

コロナ後、世界各地の主要空港で顔認証システムの導入が進む中、台北松山空港でもシンガポール空港、香港空港、羽田空港の事例を参考に、2023年6月より航空会社、グランドハンドリング、航空警察などの各機関と連携し、国際線ターミナルに「One ID」スマートトラベルサービスを構築、自動チェックイン、自動手荷物預け機、電子ゲートなどのスマート設備を統合し、3月からのテスト運用を経て、4月14日に正式稼働の運びとなった。

今後は、移民署による出入境審査を除き、その他の手続きはすべて顔認証で完結できるようになる見込みで、旅行客の待ち時間は約30%短縮されると予測される。また、現場の人員を約20%削減でき、本人確認の精度と即時性も向上する。これにより、航空保安の強化に加え、接触リスクの低減、空港運営効率及び競争力の向上が期待されている。

当初、日本語表示が不適切だと話題になった件は、すでに修正完了。
(写真提供:台北松山空港)

訪日外国人旅行消費額と構成比(出典:観光庁)

日本の観光庁は4月15日、「インバウンド消費動向調査」の2026年1~3月期における調査結果(1次速報)を発表、訪日外国人旅行消費額において台湾が3,884億円(前年同期比22.5%増)で首位を獲得し、韓国、中国、米国などを上回ったことがわかった。

台湾に続く2位は韓国で、前年同期比12.7%増の3,182億円、中国は前年同期比で50.4%の大幅減少となり、2,715億円で3位にとどまった。米国は2,592億円(前年同期比16.6%増)で4位、香港は1,482億円(前年同期比3.5%減)で5位となった。

台湾人の消費内訳をみると、台湾人旅行者の「買物代」が1,297億円に達し、訪日旅行における最大の支出項目となっていることがわかる。その他の費目は「宿泊費」が1,218億円、「飲食費」が821億円、「交通費」が387億円、「娯楽等サービス費」が161億円だった。また、台湾人旅行者の「1人1泊当たり費目別旅行支出(観光・レジャー目的)」においても、「買物代」が1万1,133円と他の項目を上回っており、宿泊や飲食に重点を置く欧米の旅行者などとは消費傾向が大きく異なっていることが明らかとなった。


韓流などの影響から、台湾のZ世代では韓国旅行の人気が上昇。(資料写真:Shutterstock)

易遊網旅行社(ezTravel)が2025年の航空券販売データを発表、訪日旅行の人気が依然高水準を維持していることが明らかになった。日本行き航空券は全体で62%の成長を記録しており、中でも東京は長年に渡って首位を維持している。一方、韓国旅行も目に見えて成長しており、航空券販売は全体で104%増となった。人気渡航先ランキングでは、ソウルが初めて大阪を上回り2位に浮上、釜山も順位を2つ上げた。

1位:東京(前年1位)
2位:ソウル(前年3位)
3位:大阪(前年2位)
4位:沖縄(前年6位)
5位:香港(前年4位)
6位:釜山(前年8位)
7位:バンコク(前年5位)
8位:上海(前年7位)
9位:福岡(前年10位)
10位:マカオ(前年9位)

渡航先の嗜好に関しては、各世代における上位5つの人気目的地はほぼ重なっており、東京、大阪、ソウル、香港の4大目的地が共通して含まれている。これは、近距離の都市型旅行が依然として市場の主流ニーズであることを示している。世代ごとの嗜好の違いをみると、X世代(1960年代中期~1970年代生まれ)では上海、成都、深セン、厦門といった中国の都市への関心の高さがうかがえ、Y世代(1980年代~1990年代中期生まれ)では沖縄に代表されるように、熊本や福岡といった日本の地方都市に高い関心を抱いていることがわかる。一方、Z世代(1990年代後半~2010年代前半生まれ)では釜山が特徴的な目的地であり、ソウル、済州島、清州など韓国の都市を志向する傾向が見られ、韓流文化などの影響を強く受けていることが反映されている。


台湾のLINEトラベルがチャイナエアラインとの連携を発表。(出典:台湾LINEトラベル)

台湾のLINEトラベル(LINE旅遊)は5月5日、チャイナエアラインとの直接連携を開始したと発表した。チャイナエアラインは同プラットフォームに参入する初の台湾籍フルサービスキャリア(FSC)となる。LINEトラベル側は、消費者がよりスムーズに航空券を検索・購入できる環境を提供するとともに、より幅広い層へのリーチ拡大を目指すとしている。

今回の「ダイレクト連携」により、利用者はLINEトラベルで航空券を検索した後、画面上でそのままチャイナエアラインの公式サイトへ移動し、予約を完了することができる。全てのステップがLINEトラベル内で完結する仕組みだ。また、LINEトラベルを経由することで、最低でも1%且つ上限なしのLINEポイント還元が受けられるほか、今後は各種キャンペーンなども実施される予定だ。まずは5月13~19日の期間に「サービス開始記念」と銘打ち、ポイント還元率が1.5%に引き上げられる。

昨年末にLINEトラベルが発表した「航空便利用傾向調査」によると、航空券価格の高騰が続く中でも、台湾における海外旅行需要は依然として高い水準を維持しているという。同調査では、旅行者が航空券購入時に最も重視する条件は「価格(22%)」であり、航空会社選択においては「ブランドイメージ(20%)」と「搭乗体験(14%)」だった。LINEトラベル側は、これらの調査結果から、台湾の消費者がチャイナエアラインなど台湾籍航空会社を好む傾向にあるとしており、今回の連携実現にもつながったようだ。


衛生福利部疾病管制署Facebookページ

台湾の衛生福利部疾病管制署は4月28日、台湾内で新たに海外からの麻しん(はしか)輸入症例が1例確認されたと発表した。患者は台湾中部在住の30代男性で、2026年4月上旬に日本を旅行し、名古屋などを訪問していた。帰国後の4月16日に発熱や咳などの症状が現れ、医療機関を複数回受診、4月20日に発疹が出たため、再度受診した後に検体採取などを経て確定診断に至った。衛生当局は関連接触者274人を特定し、5月12日まで健康観察を行うとしている。

同署によると、台湾における今年の麻しん症例は累計9例で、患者の年齢は1歳未満から50代までに及ぶとのこと。このうち2例は国内感染、残り7例は海外からの輸入症例で、感染した国の内訳はベトナム、マレーシア、米国、インド、インドネシア、キルギス、日本がそれぞれ1例ずつとなっている。

同署は現在、バングラデシュ、インドネシア、グアテマラ、メキシコ、ベトナム、インドなど計11カ国に対して、渡航感染症情報の「レベル2:警戒(Alert)」を発出し、渡航時の防護対策強化を呼びかけている。また、日本、マレーシア、米国、英国など34カ国についても「レベル1:注意(Watch)」とし、一般的な予防措置の遵守を求めている。


2026年1~3月
累計出国人数
5,365,205
前年
同期比
+19.4%
2026年3月
出国人数
1,771,921
前月比
 
-3.1%

2026年3月 台湾人出国人数及び成長率(目的地別)


台湾の各空港における国際定期便搭乗率(2026年3月)

就航都市及び航空会社ごとのフライト数、座席数、搭乗人数、搭乗率を一覧表にまとめています。

出典:内政部移民署、交通部観光署統計資料庫
※上記は出国後最初に到着した国・都市。乗り継ぎの場合なども含むため、実際の目的地と異なる場合あり。


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