目次
台湾旅行市場の現況
■タイガーエア台湾、高雄-石垣島、高雄-小松線の2路線を9月に開設
■エバー航空、高雄発の東京・上海・マカオ線でA330-300型機を投入
■台湾の空港サービス料、今後2段階で引き上げへ 10年超ぶりの改訂
■基隆-石垣島間の定期フェリー「YAIMAMARU」が5月29日に就航
■桃園メトロと東京モノレールがMOU締結 観光プロモーションなど推進

台湾人の出国統計データ

最新プロモーション事例~チャイナエアライン×韓国観光公社「Enjoy K-Local」


タイガーエア台湾は新規2路線の開設発表と共に、就航記念セールをスタート。(写真提供:タイガーエア台湾)

台湾タイガーエアは6月2日、2026年9月に高雄-石垣島路線及び高雄-小松路線の2路線を開設すると発表した。これにより、同社による高雄発の日本路線は11路線となる。同社は台湾南部の旅行市場に向け、より豊富で柔軟な選択肢を提供していくとしている。

新設される高雄-石垣島線は9月2日に就航予定で、就航当初は週2往復を運航する。高雄-小松線は9月3日に就航予定で、こちらも当初は週2往復の運航となる。両路線とも、高雄発の唯一の直行便として運航される。

現在、タイガーエア台湾の高雄発日本路線は、札幌(新千歳)、仙台、東京(成田)、名古屋、大阪(関西)、岡山、福岡、熊本、沖縄(那覇)の9都市に就航している。今回の石垣島線および小松線の開設、さらに、高雄-ソウル(金浦)線、高雄-済州島線、高雄-ダナン線を含めると、同社による高雄発の運航路線数は合計14路線となる。


エバー航空が高雄発3路線で機材を大型化。(出典:エバー航空公式Facebookページ)

エバー航空は5月20日より高雄発の一部路線で、エアバスA330-300型ワイドボディ機の投入を開始した。対象路線は東京、上海、マカオの3路線で、機材大型化後の初便は高雄-東京(成田)線となった。搭乗ゲートにはA330-300型機をテーマとした専用スペースが設置され、搭乗客参加型ゲームや記念品の贈呈といったイベントも実施された。

エバー航空のプレスリリースによると、今回の機材大型化は、台湾南部における旅行・ビジネス需要の拡大に対応するためであり、同社は現在、高雄を第2の運航拠点として強化する戦略を進めているとのこと。A330-300型機の座席数は309席で、これまで運航していた単通路仕様のA321型機と比べて、座席数が70%近く増加したとしている。


12月から運用が開始された桃園国際空港の第3ターミナル北側コンコース(資料写真:Shutterstock)

海外旅行で台湾の空港を利用する際に徴収される空港サービス料について、交通部は5月25日、今後、2段階で料金を引き上げる方針を発表した。まず9月1日より、現行の1人あたり500台湾ドルから750台湾ドルへ引き上げ、さらに2028年9月1日からは1,000台湾ドルへ引き上げるとしている。

交通部によると、台湾の空港サービス料は10年以上にわたり改定されておらず、近隣諸国と比較しても低い水準に留まっており、各地の空港整備に必要な多額の資金や、桃園国際空港における第3ターミナル及び第3滑走路などの大型建設プロジェクトへの対応を目的として、今回の改定を実施するとしている。

さらに交通部は6月1日にも、「国営空港の航行援助施設及び関連施設使用料徴収基準」の改正案を発表した。これに伴い、乗継ぎ・トランジット旅客向け施設利用料についても2段階で引き上げる方針で、9月1日から現行の500台湾ドルを750台湾ドルへ、2028年9月1日からは1,000台湾ドルへ引き上げる予定となっている。


基隆・石垣島定期フェリー「Yaimamaru」が就航。(出典:交通部航港局Facebookページ)

台湾北部の基隆と石垣島を結ぶ国際旅客旅客フェリー「YAIMAMARU(やいま丸)」が、5月29日午前0時に正式就航した。運航スケジュールは「夜出発・朝到着」方式を採用、午前8時頃に石垣島へ到着する予定で、下船後すぐに観光を楽しめるという利便性をアピールしている。台湾・基隆と石垣島を結ぶフェリーの直行定期航路の運航は2008年以来、18年ぶりとなる。

「YAIMA MARU」の総トン数は21,688トン。航路は途中寄港のない直行便で、所要時間は片道約7~8時間。旅客定員は545名で、貨物スペースには乗用車70台と40フィートコンテナ約90本を積載できる。6月末までは週1往復で運航され、閑散期限定の優待運賃は1人当たり2,000台湾ドルからとなっている。

同船内にはレストラン、カフェ、カラオケルーム、コンビニエンスストア、日本式の浴場といった共有施設を備える。チケットを販売する旅行会社やオンライン予約プラットフォームによると、5~6月分の乗船券はすでに完売し、現在はキャンセル待ちのみ受け付けているという。7月分についても就航時点で販売率が50%を超えており、今後の販売動向に期待が寄せられている。


桃園メトロと東京モノレールによるMOU締結式の様子。(出典:桃園市政府)

桃園メトロと東京モノレールは6月1日、姉妹鉄道提携に関する協力覚書(MOU)を締結した。締結式では桃園市長立ち会いの下、桃園メトロ董事長の沈志蔵氏と、東京モノレール代表取締役社長の宮田久嗣氏が署名を行った。

今回の協力覚書の締結により、両社は今後、公式サイトや広告宣伝における相互PR、共同乗車券の販売、両都市をテーマとしたラッピング列車の運行など、各分野で具体的な協力を進める予定で、台湾と日本の相互交流の機会創出を目指すとしている。

桃園メトロは近年、国際連携を積極的に推進しており、これまでに南海電気鉄道、京成電鉄、阪神電気鉄道、韓国空港鉄道、シンガポールのSMRTコーポレーションなどの海外鉄道事業者と協力協定を締結している。運営ノウハウの共有や共同マーケティングを通じて、桃園メトロ空港線の国際的な認知度向上に取り組んでいくとしている。


2026年1~4月
累計出国人数
7,121,102
前年
同期比
+19.3%
2026年3月
出国人数
1,755,897
前月比
 
-0.9%

2026年4月 台湾人出国人数及び成長率(目的地別)


台湾の各空港における国際定期便搭乗率(2026年4月)

就航都市及び航空会社ごとのフライト数、座席数、搭乗人数、搭乗率を一覧表にまとめています。

出典:内政部移民署、交通部観光署統計資料庫
※上記は出国後最初に到着した国・都市。乗り継ぎの場合なども含むため、実際の目的地と異なる場合あり。


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